【TikTok Safety Blog vol.3】

ショートムービープラットフォーム「TikTok」は、現在150の国と地域・75言語に対応しており、世界中の多くのユーザーにご利用いただいています。誰もが安全で快適に感じるアプリの環境を整備することは、TikTokの「最優先課題」であり、ユーザーが安心・安全にTikTokを利用できるよう、日々様々な取り組みを行っております。

【TikTok Safety Blog vol.3】では、日本におけるTikTokの安全対策推進を担当するByteDance株式会社 執行役員 公共政策本部長の山口琢也から、特に未成年のみなさんがTikTokを安心安全にお使いいただくための、様々な機能についてご紹介します。

ByteDance株式会社 執行役員 公共政策本部長 山口琢也

ByteDance株式会社 執行役員 公共政策本部長 山口琢也

山口「TikTokでは、ユーザーの安心・安全、特に青少年に対する対策を最優先で取り組んでいます。TikTokの安心・安全対策は、“①規約/ガイドライン ②機能/ツール ③啓発教育 ④外部連携を通じたアプローチ”の4つを柱に推進しています。

まず、TikTokはサービス規約上、13歳以上のみなさまに利用頂けるアプリケーションです。万が一、ユーザープロフィールなどのアプリ内で公開されている情報や、他のユーザーからの通報、動画や本人のコメント等で明らかに13歳未満のユーザーであることを信ずるに値する情報が確認された場合は、規約に基づきアカウントの停止・ユーザーへの確認などの対応をとっています。また、コミュニティガイドラインでは、TikTokで許されているコンテンツや行動などを規定しており、これに違反したユーザーには厳格に対応しています。

今回は、特に青少年のユーザーが安心安全にTikTokを利用いただくための、様々な“機能/ツール”に絞ってご紹介させていただきます。」

ペアレンタルコントロール機能

山口「まずご紹介するのは、設定メニュー「デジタルウェルビーイング」の中にある「ペアレンタルコントロール機能」です。「デジタルウェルビーイング」機能自体はもともと備わっていたものですが、2019年4月に保護者がTikTokユーザーである場合に、保護者のアカウントと連携することで、保護者の画面から遠隔でお子様のデジタルウェルビーイング機能を管理・操作できるよう機能拡充いたしました。

このペアレンタルコントロール機能によって操作できる、デジタルウェルビーイング機能の内容をご説明します。

DM管理モード

山口「はじめに、「DM管理モード」です。この機能はお子様がダイレクトメッセージでやり取りできる範囲を「すべての人・友達のみ・オフ(誰にも許可しない)」の中から設定することができます。これによって、見知らぬ相手との不適切なやりとりを制限することができます。」

使用時間制限モード

山口「次に、長時間の使用を防ぐことができる「使用制限時間モード」をご紹介します。この機能は、アプリの使用時間を40分・60分・90分・120分の4段階から設定することができます。設定時間になるとお子様のTikTokは機能解除のための特別なパスワードを求めるモードになります。保護者の端末でこの特別なワンタイムパスワードを発行し、お子様に伝えることで引き続きアプリを使うことが可能となります。この機能によって、アプリに没頭し過ぎたり、眼の酷使などを防ぎ、より安心してTikTokを楽しんでいただくことができます。」

使用制限モード

山口「最後に「使用制限モード」についてご紹介します。TikTokでは危険を伴うコンテンツや、専門家の指導が必要なコンテンツ、未成年に適さないコンテンツなどをラベルを付与し、その危険性について警告するメッセージをコンテンツの下部に重ねて表示しています。この「使用制限モード」をオンにすると、このラベルが付与されたコンテンツはオススメに表示されなくなります。お子様が未成年にとって不適切なコンテンツにできるだけ触れないように制限をすることが可能となります。」

未成年の安全に関する報告メニュー

山口「また、2019年9月、特に未成年者の安全についてユーザーのみなさまの協力を得るべく、アプリの様々な場所から利用できる報告機能の中の理由の選択肢に「未成年者の安全」を追加いたしました。「未成年者による不適切な行為」、「未成年者の視聴に適さないコンテンツ」、「未成年者の安全を脅かすコンテンツや行為」についてより明確に報告内容を選択していただくことができ、速やかに審査チームが対応できるよう体制を強化しています。例えば、知らないユーザーから不適切な画像を強要された場合など、ぜひこの選択肢を通じてご報告いただければと思います。

未成年者の安全はTikTokだけで全て確保することはできません。あるアプリから他のアプリに移ってやりとりすることで犯罪に巻き込まれるケースも多くみられています。TikTokは、TikTok Safety Partner Councilの皆さまや各政府関係当局、安心安全関連の業界団体、安心安全に関わる有識者の方々との不断の情報交換による安全機能の強化に努めてまいりますが、保護者の皆さまによるお子様との日常的な安心安全に関する確認、他のアプリの安全機能の利用など総合的な対策をしていただくことが重要です。是非、保護者の皆さまもTIkTokを手にとっていただき一緒にご利用いただくことで、未成年者の安全を共に推進させていただければ幸いです。」


今回ご紹介したように、TikTokでは安心安全のための様々な機能を日々アップデートしております。

安心安全に関するTikTokの最新の取り組みは、TikTok安全推進チームTwitter で更新しておりますので、そちらも是非チェックしてみてください。

次回は、4つの柱のうちの1つ、TikTokの安全推進に関わる"外部連携を通じたアプローチ”について、ご紹介します。