ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」は自殺対策基本法が定める「自殺予防週間」に合わせ、2021年9月10日より9月16日まで「#あなたと生きるを考える~毎日つらいと感じるあなたへ」をテーマに自殺予防啓発プロジェクトを開催します。

このプロジェクトでは「生きづらさ」を抱えている方、また周囲に「生きづらさ」を感じる方がいらっしゃる方に向け、NPOの皆さまや、過去生きづらさを感じていたクリエイターの方から、自身が「生きづらさ」を乗り越えたきっかけやエピソードをTikTokで発信いただきます。また、悩みを抱える方が信頼できる大人に相談できる行政機関やNPOの相談窓口などの情報を発信します。

期間中、TikTokアプリ内に特設ページを開設し、内閣官房孤独・孤立対策担当室、文部科学省、厚生労働省、およびNPOなど専門家の皆さまやクリエイターの皆さまとともに制作した、動画の掲載・発信を通じて、過去に自殺念慮を克服して今を生きている方々から、生きづらさを感じている方々へのメッセージを発信いただきます。また信頼できる大人に相談できるよう、相談窓口に関する情報提供を行います。

特設サイト

https://activity.tiktok.com/magic/eco/runtime/release/61395ee44b12c4373f8b15d1?appType=tiktok

「#あなたと生きるを考える~毎日つらいと感じるあなたに」特設サイトから3つのメッセージを発信します。

  1. 「生きづらさ」を感じている方に向けたメッセージ

NPO法人若者メンタルサポート協会、TikTokクリエイターのケチャップさんにご協力いただき、過去に自殺念慮を克服して今を生きている方々から、生きづらさを感じている方々へのメッセージを発信いただきます。「死にたいくらい辛かった過去について、自分がどんな状況だったか」や「どんなきっかけがあって、「死」という選択をせず、辛い過去を乗り越えたのか」等を、動画を通じて発信します。これにより生きづらさを認め合いながらも「死」以外の選択肢があることついて、動画を通じて発信します。

2、周囲に「生きづらさ」を感じている方がいる方に向けたメッセージ

周囲の方から自殺念慮がある等の相談を受けるなど、生きづらさを抱える方がいる方に向けて、「してほしいこと」や「気を付けてほしいこと」について掲載しています。「死にたい」等の相談を周囲の方から受けた際「そんなことしちゃダメ」と伝えるよりも、一旦気持ちを受け止め、信頼できる大人に生きづらさを抱えている方を繋いでいただけるようにいただきたいというメッセージを動画を通じて発信します。

3、「生きづらさ」を感じている方、周囲に「生きづらさ」を感じている方がいる方に向けたメッセージ

悩みや不安に寄り添い、支援するNPO、公的機関の相談窓口に関する情報を掲載しています。現在「生きづらさ」を感じている方、周囲に「生きづらさ」を感じている方がいる方が信頼できる大人とつながることができるようサポートします。

  • 相談窓口一覧 よりそいホットライン
  • NPO法人若者メンタルサポート協会
  • 子供のSOSの相談窓口(文部科学省)
  • 18歳以下のみなさんへ(内閣官房 孤独・孤立対策担当室)
  • 支援情報検索サイト (厚生労働省) 



■実施背景

TikTokは、以前より生きづらさや自殺予防支援に関し「#悩み相談」をはじめ取り組んでまいりました。2021年8月にはTikTok、「第9回 TikTok Japan セーフティパートナーカウンシル」を開催~テーマ「子ども・若者の自殺の現状と課題」〜を開催、ディスカッションではセーフティパートナーの皆さまから「若者とつながりがあることがSNSプラットフォームの強み。支援団体や公的機関の相談窓口と、悩みを抱える若者をつなぐ「橋渡し役」としての役目を期待したい」とのアドバイスをいただきました。今回、TikTokがSNSプラットフォームとして自殺予防対策支援として具体的に実現できる支援策を検討、「#あなたと生きるを考える~毎日つらいと感じるあなたへ」の実施に至りました。

今後もTikTokは、自殺予防のための取り組みを推進してまいります。