TikTokは創造的な表現に基づく多様でグローバルなコミュニティです。私たちは誰もが安心して動画を作成し、コミュニティを見つけ、楽しむことができる環境を維持するよう努めています。また、プラットフォームを安全に保つ方法について透明性を確保することをお約束し、コミュニティと信頼関係を構築し、説明責任を果たします。本日、第1四半期のコミュニティガイドライン実施レポートを発表します。

2019年から透明性レポートを開始してまいりましたが、レポートの都度より多くの情報を報告しています。これには、ポリシーに違反したために削除されたコンテンツの性質や拒否された違反広告の数を報告するなど、プラットフォームの安全性と整合性を保護するために実行するアクションに関する洞察の追加が含まれます。これらの情報は、TikTokの運用とコンテンツの調整を理解するのに役立つと考えています。これらの洞察をより高頻度で共有するために、現在、四半期ごとにコミュニティガイドライン実施レポートを公開しています。法的要求の処理と対応については性質上、データは隔年で公開します。

2021年第1四半期のレポートの主要なトピックスを紹介します。

(※詳細についてはこちらをご参照ください。)

  • コミュニティガイドラインまたは利用規約に違反したため、61,951,327本の動画が削除されました。削除された動画はTikTokにアップロードされたすべての動画のうち、1%未満です。
  • 削除された動画のうち82%は、視聴回数がゼロのうちに削除され、91%はユーザーから報告を受ける以前に削除され、93%は投稿されてから24時間以内に削除されました。
  • 1,921,900の広告は、広告ポリシーとガイドラインに違反したため、削除されました。
  • コミュニティガイドラインまたは利用規約に違反したために11,149,514のアカウントが削除され、そのうち7,263,952は13歳未満のアカウントであるため削除されました
  • 自動化された技術によって作成が試みられた71,470,161のアカウントが削除されました。

レポートを進化させながらユーザーの安全性に関する透明性と説明責任に関してさらに前進できるよう、取り組んでいます。未成年者を保護するために実行するアクションの可視性を促進するために、今回のレポートでは、未成年者に該当する可能性があるために削除されたアカウントの数を追加しました。これは、10代のユーザー向けにデフォルトのプライバシー設定の強化や、保護者の方向けの機能やツールの提供、「TikTok LIVE機能」や「ダイレクトメッセージ機能」など、一部の機能の利用を16歳以上に制限するという取り組みに基づいています。TikTokを13歳以上のユーザーの場として保持するため、年齢確認という業界全体の課題に役立つ新しい技術の探求を目指しています。

本レポートには、セキュリティの脆弱性を積極的に特定して解決するのに役立つ、グローバルなバグ報奨金プログラムに関する概要も含まれています。このプログラムは、グローバルセキュリティ研究者がバグを特定して責任を持ってチームに開示し、攻撃者がバグを悪用する前に解決できるようにすることで、セキュリティ全体の成熟度を強化するものです。2021年の第1四半期に、TikTokは33件の有効な提出物を受け取り、そのうち29件を解決しました。また、8件の公開要求を受け取り、公開しました。応答効率に関しては、TikTokの平均初回応答時間は8時間、解決時間は30日で、報奨金の支払い平均3日かかります。

本レポートの全文は透明性センターで公開を予定しております。透明性センターでは、透明性レポートや、プラットフォームの安全性と透明性を推進するためのさまざまな取り組みに関する情報を共有してまいります。