【TikTok Safety Blog vol.6】

【TikTok Safety Blog vol.6】では、12月22日(日)産経新聞東京本社版朝刊に掲載されたネット教育アナリスト尾花紀子様と弊社執行役員 公共政策本部長山口 琢也との対談記事広告をご紹介いたします。


インターネットセーフティに注力 “夢中”を守るTikTok

子どもたちがスマートフォンを持つことも珍しくなくなった一方で、SNSを通した事件やトラブルも増加しています。そんな中、若者から中高年まで、幅広い層に人気の動画アプリTikTokでは、安全に利用できるようさまざまな施策を行っています。今回は、ネット教育アナリストの尾花紀子氏とTikTokを運営するByteDance株式会社 執行役員の山口琢也氏が、インターネットセーフティをめぐる現状や、TikTokの取り組みを話し合いました。

子どもの被害防止に取り組むには

尾花 高校生のスマホ所持率は9割を超えていて、テレビよりもずっと身近な存在です。親のスマホを借りてというのを含めると、小学生の頃から大半の子どもが日常的に触れているのでは。

山口 大人のものというより、1人1台の時代に近づいていますよね。

尾花 そもそも大人は、フィルタリングやセーフティモードを使っていません。幼い頃から保護者のスマホを借りて使ってきた子どもたちが、自分のスマホを持つ時に制限を嫌がり、それまでと同じ設定で使い続けたがるのは自然な流れともいえます。でも、ネットの世界には思わぬリスクが潜んでおり、子どもを守るための利用環境づくりは不可欠。連れ去り事件や悪質な高額アルバイト募集のほか、想像を超える事件やトラブルに子どもたちが巻き込まれている現状を忘れてはいけません。とはいえ、利用を頭ごなしに否定するだけでは、根本的な解決にはつながりません。子どもの事情を大人がきちんと理解し、ケアしてやる必要があるのです。

山口 今後セキュリティ面やセーフティ面を考えていく上でも欠かせない視点ですね。

親子一緒に楽しめ、安全性も向上 

山口 TikTokにとっても、インターネットセーフティは最優先の課題です。私たちは「ルール」「ツール」「教育啓発」「連携」の4つの柱を立てています。ルールは、いじめや誹謗中傷の禁止といった規約の整備。ツールは、プライバシー保護やコンテンツの公開範囲の設定などの自分を守る機能。教育啓発は、最新の課題を把握しながら今の子どもたちに合った教育啓発コンテンツを開発しています。例えば、TikTokのクリエイターと協力して、クリエイティブな啓発動画を制作しています。最後の連携では、社外の専門家や業界団体、省庁と意見交換を行い、次の開発に活かしています。

尾花 啓発動画はTikTokのユーザー目線で作られていて、面白いですよね。一方でネットやSNSの使い方は子どもたちがどんどん先に走ってしまい、保護者がついていくのは大変です。

山口 SNSは適切な距離で付き合えば、感性や個性を磨く場になります。見守る大人こそ、その線引きをわかっていることが大切ではないでしょうか。TikTokでは、親子向けの安心安全啓発イベントを行っており、親子でTikTokを体験し、楽しさや注意点をご理解いただきます。最後に、ペアレンタルコントロール機能※を設定するセッションを行い、家庭で今後この機能をどうしていくか話し合っていただけるようにしています。

尾花 成長に合わせて制限範囲を変えていくといいですね。親子一緒にスタートできるこの取り組みは、今後効果が表れそうです。

山口 親子で楽しんでいただきながら、会話の中で楽しいこともアドバイスも共有できる場を作れればと思います。

尾花 TikTokがルールを提供しているのと同じく、家庭でもルールを決めておくといいですね。ただ規制するのではなく親子で話し合って決めていくと、より安全を考える力が身につきます。

※ペアレンタルコントロール機能…保護者のアカウントからダイレクトメッセージの制限、アプリ利用時間の制限、子どもが不適切動画を見ないようにするためのラベリングの制限ができる


TikTokの安全性に関する取り組みはこちら:https://newsroom.tiktok.com/ja-jp/tag/safety


※2019年12月22日(日)産経新聞東京本社版朝刊 掲載記事広告を全文転載

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