11月 10, 2025ニュース, セーフティ

【信頼が拓くデジタル成長】 TikTok、アジア太平洋地域から世界へ広がるデジタル機会の拡大

ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」は、韓国で開催された「2025 APEC(アジア太平洋経済協力会議)CEOサミット」に参加しました。アジア太平洋地域における21の国と地域から参加した政府および産業界のリーダーとともに、デジタルプラットフォームがよりつながりのある豊かな未来の実現にどのように貢献できるか、そしてイノベーションと成長を促進するうえで「信頼」が果たす重要な役割について議論しました。


アジア太平洋地域が生み出す新たな経済機会

TikTokでは、アジア太平洋地域の人々が日々、アイディアを業界へと広げ、情熱を日々の生活に落とし込む姿が見られます。

たとえば、マニラの若い起業家がシンガポールの顧客とつながることや、ソウルの学生が自身の知識を動画経由で世界中に届けること、ジャカルタのアーティストが自宅から世界的な人気を獲得することなど、国境を越えた新しい活躍の形が生まれています。

TikTokでは、誰であるか、どこから来たのか、どんな人とつながっているのかは関係ありません。コンテンツが共感を呼べば、そこにはコミュニティが生まれ、新たな機会が広がります。こうした事例は、地域の活気と、デジタルエコシステムにおける「信頼」の重要性が、これまでになく高まっていることを示しています。


信頼がもたらす経済成長

TikTokのミッションは「創造性を刺激し、喜びをもたらすこと」です。そしてこの創造と参加が豊かに広がるためには、「信頼」が不可欠です。信頼があるからこそ、クリエイターは思いを自由に表現でき、ビジネスは自信とともに成長することができ、コミュニティは国境を越えてつながることができます。さらに、この信頼を基盤とした動きは、アジア太平洋地域、そして世界各地で、社会における経済的価値として広がりつつあります。

この影響をより詳細に把握・定量化するため、TikTokは2023年より主要市場において、独立した調査機関による経済的・社会的影響を多角的に分析したレポート「TikTok Socio-Economic Impact Report」を公開しています。

日本では、2024年にTikTokが約30億米ドルの経済効果をもたらし、26,000の新たな雇用を支えたと試算されています。また、東南アジアでは2,000万以上のビジネスと400万以上のクリエイターがTikTok Shopを活用して販売活動を行っています。

今年秋に開催された「第15回 Concordia Annual Summit」でお伝えしたように、この規模は世界各地にも広がっています。2023年にはTikTokが米国GDPへ約242億米ドルの貢献を行い、2024年のメキシコにおける経済効果は約22.6億米ドル、58,000以上の雇用を支えました。

ヨーロッパでは、毎月2億人以上がTikTokを利用しており、TikTokを通じた企業活動はドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ベルギーの経済に約48億ユーロ相当を寄与し、51,000以上の雇用を創出しています。

中東・北アフリカ地域では、2024年に800万以上のクリエイターがTikTok LIVEを通じて収益を得ました。さらに、ブラジルではTikTokを活用した広告・マーケティング活動が約27億米ドル以上のGDP押し上げにつながり、35,000の新規雇用を支えています。


変化を生み出すクリエイター「Change Makers」

TikTokは、エンターテインメントの場にとどまらず、APEC諸国において経済的な機会創出と文化的アクセスの拡張を後押しするプラットフォームへと発展しています。そして、この変化を牽引している人たちを「Change Makers」と呼びます。彼らは、まさに私たちが話し合ってきた「デジタルがもたらす未来」を体現する存在で、創造性を現実世界のインパクトへとつなげる力を持っています。今回のAPECにも、そうした素晴らしいクリエイターが参加しました。

  • Dany Orsan(メキシコ出身):単にレシピを共有するだけでなく、国内の数百ものホームベースのフードビジネスを鼓舞し、支えているパティシエです。
  • Ryssi(フィリピン出身): シングルマザーとしてTikTok LIVEを通じてキャリアを築き、本当に重要なつながりが安定した未来を生み出すことを示しています。
  • Shanti Grossman(米国出身) 「A Brighter Year」を立ち上げ、ECとマインドフルネスやメンタルウェルネスをTikTok Shop上で成功裏に融合させました。
  • Dr. Howoo(開催国の韓国出身) 医師として健康知識や文化的知見を分かりやすく共有し、多くの人が重要な情報にアクセスできるようにしています。

これらのクリエイターやビジネス、教育者、アーティストこそ、私たちが支援する存在です。彼らの活躍を守り、そしてこの機会をすべての人に開かれたものとして維持していくためには、安全で包摂的なデジタルエコシステムを構築することが不可欠です。

TikTokでは、信頼は前提ではなく、日々の取り組みによって築かれるものだと考えています。人々が安心して参加できるデジタル環境を実現するには、方針を示すだけでは不十分です。継続的な投資、地域の有識者との連携、そしてユーザーのウェルビーイングを基盤としたプロダクト設計が必要です。

その姿勢は、韓国での取り組みにも表れています。TikTokは、社会課題に取り組む非営利団体である「Blue Tree Foundation」と、若者の安全支援を行う「Tacteen Naeil」と協働し、専門家の知見を安全機能に反映するほか、デジタルリテラシー教育の提供や、TikTokのセーフティセンター内における相談窓口の新設などを進めています。


透明性の取り組み

TikTokは、グローバルで安全性への取り組みを透明性によって支えています。直近のコミュニティガイドライン実施レポートでは、その取り組みの規模が示されています。2025年第2四半期だけで、TikTokはコミュニティガイドラインに違反する1億5,000万件以上の動画を公開する前に削除しました。そのうち99%はユーザーから報告を受ける前に、さらに90%以上は再生される前に削除されています。

私たちは、思いやりと敬意をもった対話が育まれるコミュニティを維持することを目指しています。TikTokでは、ヘイトスピーチや差別、他者を傷つけたり貶めたりする行為を明確に禁止しており、すべてのユーザーに対して一貫した運用を行っています。また、特に10代のユーザーを守るため、安全設定をプロダクトの設計段階から組み込むことにも継続的に取り組んでいます。

最近では「ペアレンタルコントロール」機能を拡張し、保護者が10代の体験をより細やかにサポートできるようになりました。スクリーンタイムの管理に加え、表示されるコンテンツのテーマ調整、アカウントの公開範囲の管理、不要なやり取りを制限するブロック設定など、家族で健全なデジタル習慣を共に築くための機能を提供しています。

これらは単なる機能追加ではありません。信頼に基づく運営を実現するための枠組みそのものです。デジタルエコシステムが「規模ありき」でなく「信頼を前提」に構築されているからこそ、ユーザーやビジネスは安心して参加し、ローカルの創造性がグローバルへと広がる機会が生まれています。


グローバルへと広がる現象

グローバルへの広がりは、韓国のカルチャーにおいて特に顕著に現れています。K-Popは言うまでもなく、食、ドラマ、美容といった領域でも、韓国文化はTikTok上で大きな盛り上がりを見せており、コミュニティ発のトレンドが実際の消費行動にも影響を与えています。たとえば、人気料理であるキンパはTikTokでの話題をきっかけにアメリカの大手食品小売チェーンで全国的に品薄となるほどの広がりを見せました。

また美容領域では、韓国発のブランドが米国のTikTok Shopにおいてランキング1位になるなど、グローバルにで支持を集めています。TikTokは、コミュニティが「好き」や「興味」を通じて商品と出会い、安心して購入できる体験を提供することに力を入れています。ユーザーが信頼できるかたちで本物の製品に出会える環境を整えながら、文化と経済が自然に循環するプラットフォームを目指しています。


今後の取り組み

TikTokの取り組みは、プラットフォーム内にとどまりません。アジア太平洋地域をはじめとするさまざまな国・地域のパートナー、国際機関、団体と連携し、誰もが安全かつ包摂的に参加できるデジタルの機会を広げていくことを目指しています。

その一環として、TikTokはデジタルリテラシーや経済的エンパワーメントの領域でも協働を進めています。たとえば、国際商標協会(INTA)が推進する「Unreal Campaign」に参画し、若い世代が偽造品に関するリスクを理解し、より適切な購買判断ができるよう支援しています。

またシンガポールでは、政府が進める「Digital for Life」の取り組みを支援し、保護者とティーンが健全なデジタル社会との向き合い方を学べるデジタル・ペアレンティング支援プログラムを開始しました。

アジア太平洋、ひいては世界における私たちの未来は、信頼できるデジタルエコシステムを築けるかどうかにかかっています。

TikTokはその実現に向け、引き続きリーダーシップを発揮していきます。韓国での若年層の安全保護の取り組みから、メキシコの起業家支援、世界中のクリエイターが活躍できる環境づくりまで、TikTokの一連の取り組みは、信頼こそが経済的・文化的な機会を広げる基盤であるという考えに基づいています。

TikTokは、信頼を軸にした成長が、文化や経済における新たな可能性を広げると考え、その実現に向けた取り組みを今後も継続してまいります。



【TikTokについて】
TikTokは、モバイル向けのショートムービープラットフォームです。私たちのミッションは、創造性を刺激し、喜びをもたらすことです。TikTokのグローバル本社はロサンゼルスとシンガポールにあり、ニューヨーク、ロンドン、ダブリン、パリ、ベルリン、ドバイ、ジャカルタ、ソウル、東京などの国と地域にグローバルオフィスがあります。