ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」は2021年9月1日(水)より、既に提供済みのペアレンタルコントロール機能の利用にあたり、保護者の方が10代のお子さまのデジタルライフについて理解を深めたり、プライバシーの保護と安全のバランスを考えていただくため、子どもたちが保護者の方にデジタル利用のサポートに際し期待する典型的な5つのことについてまとめた「ペアレンタルコントロール利用に関する手引き」~オンラインの安全性について10代の子供たちと話したい5つのこと~を公開します。
既にペアレンタルコントロール機能を設定いただいている保護者の方にはあらためてお子さまと一緒にデジタル利用のルールを考えていただけるよう、手引きの詳細の確認を促すアプリ内通知が届きます。また、本日以降初めてペアレンタルコントロール機能を設定される保護者の方はサインアップ時に同様の通知が届きます。なお、本手引きに記載されている内容は今後、セーフティセンター保護者向けガイドにていつでも確認いただくことが可能です。
TikTokでは、保護者の方々と協力しながら子どもたちのデジタルライフをサポートしていきたいと考えていますが、子どもを持つ保護者の皆さまからは、「常に変わるトレンドや新しいソーシャルメディアの進化についていくことは難しい」等のお声をいただくこともあります。そのためTikTokは、10代の子どもたちが信頼する大人からのサポートが欲しいと思っている点についてお伝えすることで、保護者の皆さまがお子さまのデジタルライフについて「一緒にルールを考える」機会を提供したいと考えています。
ペアレンタルコントロール機能は、2019年4月より日本での提供を開始しています。保護者の方がご自身のアカウントと13歳以上の未成年の子どものアカウントを連携させることで、子どもがどのようにTikTokを使用するかを管理し、アカウントの公開範囲など安全性に関わる要素について直接設定することができます。お子さまが1日にTikTokを使用できる時間を制限する使用時間制限モードや、一部のコンテンツの表示を制限できる使用制限モード、コンテンツやハッシュタグ等の検索に関する制限や、ダイレクトメッセージの使用制限などさまざまな管理機能があります。保護者の皆さまはお子さまにとって適切なTikTokの利用方法について把握し、見守ることができます。
「ペアレンタルコントロール利用の手引き」~オンラインの安全性について10代の子供たちと話したい5つのこと~
「ペアレンタルコントロール利用の手引き」~オンラインの安全性について10代の子供たちと話したい5つのこと~は、既にペアレンタルコントロール機能を設定いただいている保護者の方には本手引きを通じて、お子さまのデジタルライフのサポートについてあらためて詳しく知っていただけるよう通知を受け取ります。また本日以降初めてペアレンタルコントロール機能を設定される保護者の方はサインアップ時に通知を受け取ります。また、この手引きに記載されている内容は今後セーフティセンター保護者向けガイドにていつでも確認いただくことが可能です。子供たちからの典型的な5つの期待に対処するためのメッセージは、下記の通りです。
- 「家でのルールを一緒に考えてほしい」
子どもたちは、信頼できる大人がすべてのソーシャルメディアの知識をもっていることを期待していません。しかしながら自分のアカウントを設定するためのサポートは必要としています。これには、プライバシーや安全性の設定を確認し、理解するための力添えも含まれます。また、親がある程度の制限を設けてほしいとの子どもの意見も多く見受けられます。TikTokのペアレンタルコントロール機能のような安全ツールは、家族が制限を設定することを可能にするものであり、子どもたちがデジタルライフを始めたばかりの時には特に重要なツールです。
- 「いつでも相談したい」
子供たちは、信頼できる大人が自分のデジタルライフに関心を持ち、それがいかに大切かを理解して欲しいのです。子供たちは、相談相手がいると、支えられていると感じます。怖がらずに話しましょう!問題の大小に関わらず、インターネット上では、上手くいかないことが多々あり、困った時には助けてくれると知ることで、子供たちは安心します。
- 「問題が起きても慌てないで欲しい」
子どもたちが保護者に助けを求めてくれるのは素晴らしいことです。子供たちは傷つきやすく、恐怖を感じたり、恥ずかしさを覚えたり、動揺していることがあるかもしれませんが、保護者の方は相談してくれたことを喜んでいることをまず伝えましょう。悩みを打ち明けられたとき、問題に対する反応に注意してください。保護者が過剰に反応したり動揺すると、相談しにくくなってしまうこともあります。同様に、子どもたちは、大人が自分の悩みを解消してくれることを期待しているわけではありません。冷静になってじっくり話を聞いてあげることを最優先し、「どうしたい?」と聞いてあげることで、一緒に解決方法を見つけることに焦点を当てましょう。ルールを破ってしまった場合などは、今後同じような失敗をしないように何をすべきかを一緒に考え、アドバイスしてあげることも大切です
- 「信頼して欲しい」
子どもたちは、両親から信頼してもらうことが必要と理解しており、同時に、特に幼い子供たちは両親が見守ってくれることを期待しています。現実の世界と同じように、10代の子供たちは、年齢が上がるにつれて、より大きな自主性を持ちたいと考えます。それぞれの家庭によって、子供たちがテクノロジーを自律的にに利用するようになるペースは異なりますが、子供たちがプラットフォームを安全に扱う方法を知り、何かあった時にあなたに相談してくれるようになれば、それは信頼関係を築く大きな基盤となります
- 「プライバシーを尊重して欲しい」
子供たちが期待するプライバシーへの尊重と安全のバランスをとることは、ネット上または現実の世界を問わず、子育てにおいて最も難しいことのひとつです。 子供から、「特定のソーシャルメディアで自分をフォローしないでほしい」と言われると、心配になることもあります。何か親に言えないことをしているのではないかと心配になるかもしれません。しかし子供たちは、監視されずに友達と過ごせる空間が欲しいだけなのかもしれません。一方、保護者であるあなたが子どもたちのアカウントをフォローする必要があると思うのは、それなりの理由があるからかもしれません。そのようなときでも子どもたちは、その理由を理解した上で、あなたと信頼関係を築きたいと思っています。このような場合には年長の兄弟など、あなたの代わりに喜んであなたの子どもをサポートしてくれる人が他にいないか検討してみると良いでしょう。
TikTokは、これからもユーザーの皆さまとともに、安心・安全な利用の促進に取り組んでまいります。