TikTok、CEO(最高経営責任者)およびCOO(最高執行責任者)を任命
ByteDanceのCFO(最高財務責任者)であるShouzi Chew(周受資)がTikTokのCEO(最高経営責任者)に兼任で就任
TikTok暫定責任者だったVanessa Pappas がTikTokの COO(最高執行責任者)に任命
シンガポール、ロサンゼルス - TikTokは、本日、新しいCEOとCOOを任命しました。これは、TikTokのグローバルチームを最適化し、急速に成長する企業をサポートするための戦略的な再編成です。現在ByteDanceのCFOであるShouzi Chewは、新たに、ショートビデオプラットフォームTikTokのCEOにも就任します。これまでInterim Head (暫定責任者)を務めてきたVanessa Pappasは、正式にTikTokのCOOに就任し、現在の職務を継続することになります。
ByteDanceの創業者兼CEOのYiming Zhangは、
「ShouとVanessaによるリーダーシップチームは、弊社を持続的成長の段階に進めることになります。」
「Shouは、ByteDanceの初期の投資家としてチームを率いた経験があり、また10年間にわたりテクノロジー分野で働いてきたことから、弊社と業界に関する深い知識を持っています。彼は、コーポレート・ガバナンスや長期的なビジネス・イニシアチブなどの分野に注力し、チームに厚みを与えてくれるでしょう」
と述べています。
さらにYimingはこう続けます。「Vanessaは今まで強いリーダーシップを発揮してきました。彼女は、引き続きプラットフォームの主要なオペレーションを全て管理するなど、これまでの職務を継続します。」
TikTokのCEO Shouzi Chewは、以下のようにコメントしています。
「このような責任ある仕事を託されたこと、そして、インスピレーションあふれるクリエイティブなコンテンツの世界的な拠点としてTikTokのかつてない成長を推進するために、Vanessaのような偉大なリーダーとパートナーを組むことは、身の引き締まる思いです。」
「TikTokの成功の次の段階に向けて、強力で厚みのある経営陣の構築を進めていきます。」
また、TikTokのCOO Vanessa Pappasは、以下のようにコメントしています。
「世界で最もクリエイティブで刺激的なコミュニティをサポートでき、そのコミュニティを全面的に支える経営陣と一緒に働けることは、本当に喜ばしいことです」「Shouとの連携を深め、TikTokプラットフォームをより豊かにすることで、世界中の人々に有意義で楽しい体験を提供したいと思っています。TikTokの旅は始まったばかりです。」
Shouziは今年初めにByteDanceに入社する前、テクノロジーおよび投資コミュニティでグローバルな権限を持ち、数々の上級職を務めました。2013年には、ByteDanceの初期の投資家となるチームを率いていました。現在は、故郷であるシンガポールに拠点を置いて活動しています。
Vanessaは2018年の末にTikTokに入社しました。前職はYouTubeで、動画プラットフォームの分野で長いキャリアと経験を積んでいます。TikTokでは、数億人のユーザーを持つ急成長したプラットフォームの成長と成功を牽引する重要なリーダーとして活躍してきました。Vanessaは同社のロサンゼルス・オフィスを拠点に活躍しています。