TikTokは、オンライン上での性的搾取や虐待から児童を保護するために活動する組織であるTechnology Coalitionに加盟したことを発表します。コミュニティの安全はTikTokの最優先事項であり、特に10代のユーザーの安全な利用には細心の注意を払っています。今回の加盟は、TikTokが児童の性的搾取を一切許容していないこと、またこの課題はグローバルで連携が必要であること双方を示しています。
専門家との提携
TikTokはTechnology Coalitionへの加盟を通じて、エビデンスに基づいた介入のあり方への理解を一層深め、これまでに培ってきた子どもの安心と性的搾取に関する知見を共有したいと考えています。またTikTokはTechnology Coalitionの理事への就任とともに、オンラインおよびオフライン双方で児童の保護を推進し、日々進化する課題に対する透明性を高めることを目的とした委員会へも参加します。
Technology Coalitionへの加盟は、日本におけるセーフティパートナーとの連携、海外におけるFamily Online Safety Institute、ConnectSafely、National Center for Missing and Exploited Children(NCMEC)、WePROTECT Global Alliance、DQ Institute、Internet Watch Foundationなどの主要なオンラインセーフティに関する団体との既存のパートナーシップに基づいており、当社のポリシーと関連する仕組みがコミュニティにとって安全で居心地の良い環境を提供し続けることに役立っています。また、サービス全体で搾取に対する一貫した強い対応をするため、「オンラインでの子どもの性的搾取と虐待に対抗する自主原則」の導入を支持しています。
搾取からの保護
TikTokでは、プラットフォーム上での児童の安全に真摯に取り組んでいます。コミュニティガイドラインに概説しているように、未成年者の虐待、危害、危険、または搾取を永続させるコンテンツや行動は容認しません。そのようなコンテンツに対してはコンテンツを削除し、アカウントを終了し、必要に応じてNational Center for Missing and Exploited Children(NCMEC)および法執行機関に報告するための措置を直ちに講じます。
児童の安全のための取り組み
TikTokは、ユーザーが創造的に自分自身を表現し、コミュニティを構築し、新しいアイデアを探求するための場所です。TikTokコミュニティには10代からシニア世代まで幅広いユーザーが含まれますが、特に13〜17歳のユーザーに対しては年齢に適した体験をサポートするよう努めています。当該世代のユーザーの安全な利用を促進するため、いくつかの機能を提供しています。たとえば、13〜15歳のユーザーのアカウントはデフォルトで「非公開」に設定されており、ダイレクトメッセージ機能とライブ配信機能を使用できるのは16歳以上のユーザーのみです。
さらに、TikTokは、児童の保護者がネットの安全な利用に関する対話に参加することが重要であると考えています。そのため、ペアレンタルコントロール機能を提供しています。この機能は、保護者と児童が各ご家庭に合わせて最適なTikTokの楽しみ方を選んで頂けるよう開発されました。ペアレンタルコントロールを通じて、保護者はTikTokアカウントを児童のアカウントに連携して、時間管理や検索設定など、さまざまなコンテンツやプライバシー設定を管理することができます。SafetyCenter For Parentsには、家族が安全にTikTokを利用するための機能やアカウント管理に関する詳細情報を提供しています。
TikTokの安全に関する取り組みは、今後も継続していきます。TikTokはコミュニティを安全に保つため、ポリシーを強化し、日々さらなる改善に取り組んでいます。Technology Coalitionへの加盟を通じて、これらの取り組みをさらに発展させていきます。