ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」は、TikTokコミュニティにより安全にコンテンツを作成、共有いただくために、コミュニティガイドラインを本日刷新しました。また、クリエイターの皆さんがTikTokのポリシーを学び、アカウントの状況を確認するのに役立つ新機能を発表します。

TikTokがどなたにとっても安全で楽しい環境であり続けるために、クリエイターの皆さんには重要な役割を果たしていただいています。私たちは、TikTokのポリシーや機能に関する情報を提供することで、皆さんが安全に自己表現し、他のユーザーとつながることができるようにすることに重点を置いています。

TikTokのルールのさらなる明確化

私たちのコミュニティガイドラインは、私たちのプラットフォーム上のすべてのコンテンツとすべての人に適用されるルールと基準です。

来月から施行される最新のガイドラインは、当社のルールとその運用方法についての理解を深め、透明性を高めるための継続的な取り組みに基づいたものです。

最新のコミュニティガイドラインでは、ヘイトスピーチや健康に関する誤情報など、TikTokのポリシーをより明確にするための定義を追加・更新しました。また、検索機能、LIVE、「おすすめ」フィードなど、それぞれのTikTokの機能で、どのようにモデレーションを実施しているかについての詳細も記載しました。

また、TikTokの幅広い視聴者に適した、より安全な「おすすめ」フィード体験を提供するために、「おすすめ」フィードの対象となる基準を更新します。

「おすすめ」フィードの基準に反するコンテンツを繰り返し投稿しているクリエイターがいた場合、そのアカウントが一時的に「おすすめ」フィードに表示されなくなるポリシーを導入します。また、そのアカウントとコンテンツは検索でも見つかりにくくなります。アカウントが制限されたことは、クリエイターにも通知されます。また、クリエイターは通知された内容ついて異議申し立てを行うこともできます。


クリエイターの皆さんにガイドラインを理解していただくために

クリエイターが初めてコミュニティガイドラインに違反した場合、まずは違反したことを警告してお伝えします。この警告はアカウントの違反回数としてカウントはされませんが、その後の違反はカウントされます。私たちは、クリエイターがどのガイドラインに違反したのか、また判断に間違いがあったと思われる場合はどのように異議申し立てを行うことができるのかを通知します。ただし、ゼロトレランス(徹底的排除)(例:暴力を煽るような行為など)は、これらの注意喚起の対象にはなりません。

クリエイターがアカウントの状況を確認する方法を改善

TikTokは、クリエイターが自身のアカウントの状況を確認しやすくするため、「アカウントの確認」機能の提供を開始します。今後数週間以内に提供予定のこの新機能により、クリエイターは自身のアカウントと直近30件の投稿内容を閲覧することができ、TikTokを問題なく利用できている状態であるかどうかを一目で確認できるようになります。「アカウントの確認」には、コメントやダイレクトメッセージなど特定の機能へのアクセスが違反により制限されているかどうかの情報も含まれます。また、クリエイターは、自身のコンテンツがTikTokのガイドライン違反により削除されたかどうか、または「おすすめ」フィードへのアクセスが制限されているかどうかを確認することができます。

クリエイターは、この機能を通して確認することで、自身のコンテンツや行動がプラットフォームにどのような影響を及ぼしているかをより簡単に理解することができます。これは、昨年導入された、ガイドラインに違反した動画が一覧表示される既存の「アカウントのステータス」ページに追加されるものです。

TikTokが提供するプログラムについてクリエイター向けガイドラインを設定

この度、TikTokクリエイター向けガイドライン「クリエイターの行動規範(Creator Code of Conduct)」を発表します。これは、コミュニティガイドラインとサービス規約に加えて、TikTokが提供するプログラムに参加するクリエイターの皆さんにプラットフォーム内外を問わず遵守していただきたい基準となります。クリエイターの皆さんは、TikTokが提供する収益化プログラムや機能を活用し、イベントやキャンペーンに参加することができます。これはクリエイターの皆さんの特権であると同時に、より大きな責任が伴うものであると考えています。

今後も、10億人を超えるTikTokユーザーの皆さんにより安全な体験を提供するため、TikTokのコミュニティ、そして特にクリエイターの皆さんがTikTokのコミュニティガイドラインとその運用方法についてよりよく理解いただけるよう、注力してまいります。