TikTokは、創造性や表現物はユーザー自身のものだと考えています。プライバシーについても同様です。オンライン上での自身のプライバシーを管理し、自分に合ったTikTok体験を選択できるように、さまざまなコントロール機能をTikTokのコミュニティに提供しています。特に青少年のユーザーに安全に、安心してご利用いただくには、プライバシー設定や年齢・視聴制限機能を設置することが重要だと認識しています。この考えに基づき、このたび18歳未満のユーザーのアプリ設定にいくつかの重要な変更を加えました。
16歳未満のユーザーのデフォルトのプライバシー設定を「非公開」に変更
2021年1月13日より、16歳未満(TikTokをご使用になれる13歳から15歳)までのすべての登録アカウントのデフォルトのプライバシー設定を「非公開」に変更します。設定を「非公開」の状態でTikTokアカウントを使用すると、ユーザーの動画はフォロワーとして承認した人だけが視聴できます。TikTokは、青少年のユーザーが自分のアカウントを公開するかどうか、また何を誰と共有するかについて自身の選択に基づいた情報共有を可能にしたいと考えています。デフォルトの設定を「非公開」にすることで、青少年のユーザーはオンライン上のプライバシーについてより慎重な決定を下せるようになります。
上記に加え、青少年のユーザーの安全なTikTok体験を促進するため、追加した変更は次のとおりです。
- 16歳未満(TikTokを利用できる13歳から15歳)のユーザーが作成した動画へのコメント設定が変更になります。16歳未満のユーザーは、動画にコメントができる人の設定を「友達のみ」または「オフ」からのみ選択できるようになります。動画に対して誰もがコメントできる「誰でも」の選択肢は削除されました。
- デュエット機能とリミックス機能の設定を変更し、16歳以上のユーザーが作成した動画のみこれらの機能を利用できるようになりました。ただし、16〜17歳のユーザーの場合、デュエット機能とリミックス機能のデフォルト設定は「友達のみ」に設定されます。
- 16歳以上のユーザーのみが、作成した動画のダウンロードを「オン」設定にすることが可能になります。ただし、16〜17歳のユーザーの場合、デフォルト設定は「オフ」となっており、設定をオンにしない限り、ユーザーが作成した動画のダウンロードは不可能となります。
- 16歳未満(TikTokを利用できる13歳から15歳)のユーザーの場合、デフォルトで「アカウントのおすすめ表示」を「オフ」に設定します。※上記はマイページにある「友達をみつける」中の「あなたのアカウントのおすすめ表示」項目を表します。
青少年のユーザーが安全に利用できる環境づくりはTikTokが継続的に実施している最も重要な取組みであり、今回のより強固なプライバシー保護のためのデフォルト設定の変更は、その重要なステップだと考えています。以下の変更は、青少年の安全を促進するために以前より提供している機能です。
- ダイレクトメッセージ機能とライブ配信機能を16歳以上のアカウントに制限します。
- 仮想ギフトの購入、使用、受け取りを20歳以上のユーザーに制限します。
- ペアレンタルコントロール機能を使用して、保護者が子どものTikTokの利用方法や設定に制限をかけることができます。
TikTokユーザーのプライバシーの保護には、不断の改善や調整が必須であり、TikTokは重点的にこの取り組みを継続していきます。TikTokは、ポリシーを進化させ、専門機関や安全性に関する専門家と緊密に連携し、テクノロジーを駆使して、誰もが創造性を表現できる安全な場所であり続けるよう努力してまいります。