APAC Trust and Safety本部ディレクター Arjun Narayan Bettadapur Manjunath


TikTokで人々は創造性を発揮し、コミュニティを見つけ、楽しむことができます。TikTokコミュニティでは、共有する情報やコンテンツが真実であることが価値があることとして歓迎されます。一方で誤解を招く、または虚偽のコンテンツに対しては対抗措置をとる責任がTikTokにはあると考えています。


誤った情報を確認した場合はその情報を一度外部から見えない状態にし、ファクトチェックの外部機関と提携して、コンテンツの正確性を評価します。ファクトチェックでコンテンツが虚偽のものであることが確認された場合、プラットフォームから当該動画を削除します。


事実関係の確認ができない場合や、コンテンツの確認ができない場合があります。このような場合、誤解を招く可能性のある情報の拡散を防ぐために、動画はおすすめフィードに載せないようにする場合があります。本日より、TikTokはさらに一歩進んで、正確でないまたは未確認のコンテンツの共有を減らすために、信ぴょう性の低いコンテンツを含む動画を特定したときに視聴者に通知する新たな機能を搭載します。


仕組みは次のとおりです。まず、コンテンツがTikTokによって審査されたが、最終的に正確なものか検証できない場合、視聴者には動画の上部に「信ぴょう性の低いコンテンツ」である旨を記載した注意喚起のためのバナーが表示されます。


一方、動画の作成者側には、作成した動画に「信ぴょう性の低いコンテンツ」としてフラグが付けられたことが通知されます。

また、視聴者がフラグ付きの動画を共有しようとすると、動画に「信ぴょう性の低いコンテンツ」としてフラグが付けられているという通知が表示されます。この手順は、視聴者を立ち止まることを促し、「キャンセル」または「共有」の選択肢を検討する時間を提供するためのものです。

TikTokはコミュニティのクリエイティブが生み出した、TikTok動画を、プラットフォーム内外で楽しむ可能性のある他の人々と共有することを歓迎します。今回追加した機能は、ユーザーが共有するものに注意を払うことをサポートするように設計されています。実際、この機能を事前にユーザーテストしたところ、視聴者が動画を共有する割合が24%減少し、「信ぴょう性の低いコンテンツ」に対するいいね数も7%減少しました。


機能は、本日から米国とカナダでスタートし、今後数週間にわたって日本を含むグローバル各地域に展開されていく予定です。